こんにちはっ!
今回はお顔の印象のほとんどを左右してしまう眉毛の整え方についてご紹介します!
メンズメイクにも慣れてきて、コスメ選びやメイクも上達してきたのになぜか垢抜けたお顔にならずに野暮ったく見えてしまう、、、なんて思ってしまう事はないでしょうか?
肌も綺麗になってメイクも上達しているのになんとなくカッコよく見えない。
もしかするとその原因は『眉毛』にある可能性が高いです。
筆者自身も過去に経験しているからこそわかるのですが、肌や唇などと違って眉毛は『正解がわかりにくい』のです。
考えてみてください。
肌であればニキビやシミのないフラットな状態であるのが正解であると誰もが感じますし、唇が乾燥していたり血色が悪いようであれば保湿して色味を強調させれば解決すると言うのは容易に想像が付きます。
ですが眉毛は『必ずこうすれば良い』といった正解がありません。
厳密には正解がないというよりは、『人によって正解が変わってくる』と言うのが正直な所なのです。
人によってお顔が違うので、憧れの人の眉毛の形を真似たからといって必ずしも自分に似合うかどうかはやってみないとわかりません。
細ければ良いというわけでもなく、太ければ良いというわけでもなく、同じ形の眉毛でも毛流れや額や目との距離のバランスによって見え方は全く異なります。
例えば、肌荒れや髭などを隠す為にファンデーションを塗ったり、本来の色味を取り戻す為のリップやチークなどを使用して色味調整をし『本来あるべき状態に戻す』と言う様なメイクはある意味では『保守的なメイク』であるとも言えます。
ですが眉毛を整えていくというのは言い換えれば『お顔をデザインしていく』という『能動的なメイク』になってくるのです。
この感覚が正解のわかりやすい保守的なメイクとは異なるため、無から有を生み出すかのように迷宮入りしてしまうのです。
ちなみに筆者は眉毛に違和感を感じ始めた頃に、美容室で散髪をしてもらうついでに『眉カット』をオーダーしたことがありました。
700円前後で眉毛がイイ感じになるならと思考停止で頼んだのですが、全く思っていた仕上がりと違い驚愕しました。
美容室はあくまでも『毛を切るお仕事』が基本ですので、生えている眉毛の長さを切り揃えてくれたり、眉毛の周りの産毛などを軽くシェービングしてもらうのが限界なのです。
いわゆる眉毛のデザインまで行ってくれるわけではなく、今ある眉毛の状態を少し整えてもらうまでしかサービスを受けられないのです。
もちろんこれでも何もしないよりマシはマシですし、一般的なメンズであればもしかするとこれでも十分なのかもしれません。
しかし我々は美を追求するメイク男子です。
もう一歩踏み込んだ眉毛のお手入れを学んでおいて損はないでしょう。
散髪のための美容室があるのと同様に、眉毛を整えるための『眉毛サロン』というのも存在しており、ここでは美容室の眉カットでは対応できない施術が可能となっています。
「という訳ですので、皆さん今から眉毛サロンの予約をしてきてくださいね!」
というのでは何のためのレッスンやねんとなってしまいますので、ここでは眉毛サロンで行われる眉毛の整え方を、『メンズが家でも簡単に再現出来るように』アレンジしてお伝えしていきます。
まず、眉毛であってもカッコいい眉毛には総じて共通点というものが明確にあります。
人によってお顔や眉毛が異なっていたとしても、人がカッコいいと感じる基準は必ずある一定の法則に基づき脳内で認識されるのです。
その法則ですが、結論から申し上げます。
『眉毛と目の間が限りなく近い』という法則です。
これがいわゆる『イケメン』と言われるお顔の共通点になります。
下記の比較画像をご覧ください。
こちらは前回ご紹介させて頂いた自撮りアプリ『SODA』によって眉毛のデザインは変えずに、目と眉毛の間隔のみを調整したサンプルです。
いかがでしょうか?
眉毛のデザインは同じであるにも関わらず、目と眉毛の間の距離が違うだけで全くお顔の印象が違う事がお分かりいただけたでしょうか。
眉毛が目から離れているとお顔のパーツが散らばり印象が弱くなりますが、目に近い方が凛々しい印象を残すことが可能になります。
つまり、眉毛の整え方に迷った場合は『とりあえず眉毛を目に近づける』ということを意識すればゴールが見えてくるのです。
しかし、上記の比較画像はあくまでもアプリを使用した仮想空間での処理であり、実際に眉毛を動かす事は生身の人間には不可能です。
筆者もアナタも生身の人間ですので、ここでは実際に眉毛を動かさずとも『あたかも眉毛がお顔の上を移動したかのように見える』といった視点から攻めていきます。
今回は単なる眉毛のデザインの話ではなく、脳が「あっ、これカッコいいかも」と認識させるような人体工学的な視点から考察し、全てのメンズが意識するだけで劇的にカッコよくなれる眉毛の整え方をレクチャーしていきます!
それではいってみましょう!
まずご用意していただくのはこちら!
1.ブラジリアンワックス
「えっ、眉毛のお手入れにワックス?髪型の整え方と間違えてませんか?」
そんなお声が聞こえたような気がしましたがこれは間違いではございません。
れっきとした体毛のお手入れ用品なのです。
お値段は3千円〜6千円ぐらいが相場ですが、こちらは約千円で購入できました。
薬局などにはあまり置かれていないようで、ドン・キホーテや通販で購入するのが確実です。
こちらのワックスは「松ヤニ、ミツロウ」を原料として製造されており、見た目はハチミツのようになっています。(※自然由来のものであれば本当にハチミツが入っており、食べても大丈夫なワックスも存在します。)
このハチミツにしか見えないワックスを付属のヘラを使い眉毛に塗っていき、その上から専用のペーパーを貼り付けます。
そして一定時間が経過した後に思いっきり『剥がす』というものです。
よく罰ゲームなどで「スネ毛にガムテープを貼り付けて一気に剥がす」というようなものがあったかと思いますがあの原理です。
ブラジリアンワックスというのは罰ゲームと似た構造を持っているといえども、しっかりと美容現場で通用する技術として実際に眉毛サロンでも取り入れられている安全なものなのでご安心ください。
そしてこのブラジリアンワックスですが、なんと眉毛サロンに行かずともセルフでも行うことが可能なのです。
今の時代では眉毛のお手入れにもはや「毛抜き」や「カミソリ」などは不要です。
ここから実際の使用方法について画像も交えつつ解説していきます。
まずは眉毛ボーボーな筆者の顔面をON!
かなり生い茂っている様子です。
そして眉毛の一部をブラジリアンワックスを用いて取り除いていく訳ですが、そもそもどこをどう取り除けばいいのかここで簡単にご説明させていただきます。
ズバリ、『眉毛の上半分』です。
冒頭でも解説させていただいた通り、イケメンなお顔に見せるには眉毛を目に近づけた方が良いです。
当然、眉毛ごと目に近付けるように位置を下げたりなどは出来ません。
であるならば、眉毛の上部を無くしてしまえば必然的に眉毛の総面積は下がるため人間の目には『眉毛が目に近付いたように認識』されます。
実際は移動などしていないのにです。
こうして除去する部分が決まってしまえば後は簡単です。
ブラジリアンワックスを下記画像のように除去したい部分の眉毛に塗っていきます。
そして専用のテープで覆います。
眉毛の間の『眉間』も意外と産毛が生えていることが多いのでしっかり塗っておきましょう。
ワックスが半固形状態になり固まってきたらテープを指で摘み、素早く剥がします。
どうしても若干の痛みは伴いますが、ガムテープなどとは違い綺麗に抜けて肌にも優しい成分が入っており、汚れや角栓まで除去できるのでここは我慢です。
剥がしたワックスに抜かれた毛がびっしり付着しているのがお分かりでしょうか。
この作業を何度か繰り返します。
それでは完成を確認してみましょう。
凛々しい〜〜〜〜〜〜〜!!!
いかがでしょうか?
眉毛の上半分を除去しただけでメイクをする以上の効果が発揮されます。
この方法であれば剃り跡も残りませんし、個人差はありますが根元から抜いているのでこの状態が1ヶ月は持ちます。
毛抜きで1本づつ抜いていると途方もない時間の中痛みに耐えなければいけませんが、一度ブラジリアンワックスを塗ってしまえば一瞬でまとめて眉毛が取れてしまいますので効率も良いです。
もちろん『永久脱毛』ではない為、再度眉毛が生えてくれば繰り返しセルフで施術が必要です。
ですが次に生えてくる眉毛もだんだんと毛が薄くなってくるので痛みも徐々に感じなくなってくるはずです。
応用編にはなりますが、ブラジリアンワックスを鼻に詰めて一気に引き抜けば鼻毛もごっそり抜くことが可能になりますし、全ての体毛に対応ができます。
毛というのはただでさえ清潔感を損ねてしまいがちですので、不必要な毛はしっかりとお手入れをしていきましょう。
毛の処理を制する者は美容を制するとメンズは心に刻んでおきたいものですね!
メンズたるもの、美しくなるために痛みを恐れてはいけないと筆者は強く思います。
何も犠牲にせず何かを得られるものなどこの世には存在しないというのは誰もが薄々気付いている真実の一つです。
真実と痛みに向き合いながら強いメンズへと共に成長し続けていきましょう!
お家でブラジリアンワックス、是非お試しください!
というわけで次回は「女性ウケ抜群!清潔感あふれる髪型『センターパート』を徹底解説!」についてご紹介させていただきますので是非お楽しみにしていてくださいねっ!
ありがとうございましたっ!
ライタープロフィール
- V系バンド、メンズアイドル等の現場でギタリストとしてメジャー、インディーズ問わず10年以上活動。その過程で出会ったプロのメイク現場やオリジナリティー溢れる美的センスを数多く取り入れてきた経験をメンズ目線で分かりやすく発信します。