~Lesson.19~リップで顔の年齢を変えられるって知ってた!?超簡単な若返りメンズメイク術!

メンズメイク

こんにちはっ!

今回は色付きリップでお顔が若返った様にしか見えなくなるメイク手法をご紹介します!

リップとはいわゆる「口紅」です。

常識的に考えると「口紅=唇に色を付ける為のもの」なのですが、今回ご紹介するメイク方法におけるテーマは「口紅=顔のパーツ同士の距離をコントロールする為のもの」という極めてマニアックな内容となります。

アナタはもしも自分のお顔が5歳若返るとしたらどれだけの時間、お金、労力などの対価を差し出せますか?

若さとは有限であり、一度失った若さは二度と戻って来ることはありません。

もしも若返った己の姿に戻れたとしたならば、アナタはタイムマシンを手に入れたも同然の毎日を送ることが可能になります。

今回はたったの10秒、100円、努力不要で若返る方法を無料でご提供いたします。

そして今回筆者がご提供するのは単なる若返りメイク手法ではなく、タイムマシンを手に入れたかのようなライフスタイルそのものであると思って読み進めていただければと思います。

それでは早速アナタのタイムマシンに必要な部品をご紹介していきます!

用意していただくのはこちらっ!

1.リップ

リップ

たったこれだけです。

こちらはコストパフォーマンスの良い比較的安価なプチプラコスメですが、100円ショップに売ってあるものでも全く問題ありません。

色味に関しては自分の唇の色に最も近いものをお選びいただけると失敗しない確率が上がります。

迷った時はピンク色か薄めの赤色を選びましょう。黒や紫、オレンジなどの明らかに唇の色をしていないものを避ければ確実でしょう。

この後このリップを唇に塗っていく訳ですが、ここからが重要です。

通常であれば唇にそのまま滑らせ色をつけていくのですが、塗り方によってお顔の印象を大きく変えていく事が可能となります。

比較画像を出しながら解説していきますので、まずはリップを塗る前の筆者の顔面をON!

リップを塗る前

こちらの画像はメイク済みですが唇には何も塗っていない状態です。

ここで一度、一般的な方法で普通にリップを塗った場合の顔面を見てみましょう。

普通にリップを塗った場合

シンプルに唇の色が目立つようになり、色が付いた事によって自然と口元に目線が集まりやすくなったかと思います。

この「色が強調された場所に人間の目はフォーカスされやすくなる」という原理を今回は応用していきます。

ここからはいよいよ今回の本題でもあるタイムマシン的な塗り方をしていきます。

まずは結果の画像からご確認ください。

タイムマシン的な塗り方

これ絶対に若返ってますよね????

違いがお分かりいただけたでしょうか?

明らかに先程の顔よりも幼く見えるのではないでしょうか?

結論から申し上げますと

リップで上唇のフチを約1ミリ程度はみ出すように塗るとこの様になります。

上唇の印象を強く持たせたい為、下唇は気持ち薄めに塗るのもコツです。

100円ショップで購入したリップをたった1ミリ塗り方を変えただけで若かりし頃の自分と再会ができます。

タイムマシンを手に入れたという表現は決して行き過ぎた表現ではないという事を是非アナタ自身の眼で見て感じてみてください。

ここからはメカニズムの解説です。

このメイク手法はいわゆる「人中短縮メイク」と呼ばれるメイク術のひとつです。

人中というのは鼻と唇の間の窪みの事を指します。

画像の赤枠で囲っているところです。

人中短縮メイク

実はこの「人中」というのが加齢とともに長くなってきます。

頬や口周辺の皮膚がたるむ事により、重力で筋肉が下がってくるのです。

つまり、鼻と唇の間の距離が伸びるという格好になるのです。

今回の記事をここまで読んでくださっているカンの良いアナタであればもうお気付きでしょう。

今よりも若返ったお顔に近付けるには、人中の長さを短くして鼻と唇までの距離を縮めてしまえば良いという事に。

実際に物理的に人中を縮めるとなると大手術になりますが、メンズメイクにおいては視覚的に縮まっていれば問題ないわけです。

上唇を少し余分にリップで足す事により唇から鼻までの距離を稼ぎ、結果的に人中が短縮された様に見えることから「人中短縮メイク」と呼ばれる所以になっているのです。

人間の目はこの世にある最高峰のカメラレンズでも超えられないほど高性能であり、約1ミリ程度の誤差でも全く違う印象として捉える事ができます。

触覚も同様で、紙であっても1ミリ違うと指でつまんだ時に厚さが全く異なる感覚がわかると思います。

この現象を俯瞰して観察すると人間はミリ単位で全く異なる世界線を生きている事になります。

たった1ミリの誤差でアナタの人生が大きく変わってしまうのだとしたら、この1ミリの活かし方を知らずに生きていくというのがどれだけの損失に繋がってしまうかなんて事は言うまでもないでしょう。

是非、次回リップを塗る際は1ミリで良いので上唇をオーバーに塗ってみてください。

この1ミリのリップこそがタイムマシンの乗車切符です。

美しきメンズたるもの、最小単位にこそ謙虚であるべきだと筆者は思っています。

なぜなら皆が憧れる偉大な大きな存在は、無数の最小単位の集合体であるからです。

基本となる小さな事を蔑ろにする事なく、一緒に小さくコツコツと確実に積み上げて究極の美男子を目指していきましょう!

次回は「悪用厳禁!髪や顔のベタつきを瞬速で消してしまう禁断の白い粉の使用方法!」について記事を書いていきますので是非お楽しみにしていてください!

ありがとうございましたっ!

ライタープロフィール

ちひろくん
ちひろくん
V系バンド、メンズアイドル等の現場でギタリストとしてメジャー、インディーズ問わず10年以上活動。その過程で出会ったプロのメイク現場やオリジナリティー溢れる美的センスを数多く取り入れてきた経験をメンズ目線で分かりやすく発信します。
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