HGエクシア制作日誌＃8「完成」

HGガンダムエクシア制作日誌の第8回目、ついに完成編です。

今回はプロポーション変更なし、ディテールの追加も少な目でシンプルに制作しました。

まずは正面のカットです。塗り分けが必要な個所が多く、マスキングが大変なキットでした。そのかいあってディテールはあまり追加していませんが、カラフルな仕上がりで間延びをあまり感じません。

少し斜めのカットです。肩から伸びるゴム製のGNケーブルは塗装後に竹串で無理やりに押し込むという荒業で挑みましたが、少々手こずったものの無事に装着する事が出来ました。

サイドからのカットです。GNコンデンサーの中身はキットのシールを使用しましたが、外装のクリアパーツの透明度は高いですが反射の方が勝っている感じで内部はあまり見えないので、これで良かったかなという感じです。

シールドは青い部分を切断して塗装や整面処理をし易くしましたが、これは正解だったなと思います。切り離しはそれほど難しくありませんでしたし、何より塗装が非常に楽でした。

HGエクシア制作日誌＃6「武器の制作」
シールドの切り離しについて説明してます。
https://magazine.localplace.jp/?p=11160

斜め後ろからのカットです。エクシアのメイン武装であるGNソードのブレード部分はMr.COLORスーパーメタリックシリーズSM208スーパージュラルミンで塗装しました。メッキとまではいきませんが結構写り込む位に反射しています。綺麗な塗料ではありますが、この大きい面積一面に使ってしまったのはちょっとスケール感が無い感じですね…。

背面です。ガンダムエクシアは細かい色分けがされているところが多いですが、HGクラスのキットでは成型色の段階で色分けは完全ではないので塗り分けが多いです。背面は特に多くGNドライブ、その上の白いダクトモールド、お尻の赤、下腕のGNケーブル等はマスキングによる塗り分け塗装です。

HGエクシア制作日誌＃3「胴体の制作」
https://magazine.localplace.jp/?p=10711

逆側の斜め後ろカットです。メイン武装のGNソードはライフルモードからソードモードへ無差し替えで変形可能です。

斜め前からのカットです。胸部の塗り分けもそうですが、特に頭部の塗り分けがとても大変でした。

腰の両側にGNブレイドを装着したガンダムセブンソード状態でのカットです。太腿の円形状のパーツを一旦取り外し、間にブレイドをマウントするパーツを挟み込んで取り付けます。左手も付属の平手にしてみました。

やはり四角い穴の開いたコブシよりも平手の方が雰囲気がありますね。

平手はキットのモールドのままですが、軽く彫り直しを行っています。GNブレイドは太腿へのジョイントパーツの保持力が弱く、ポロポロ落ちてしまいます。

セブンソード状態では背面に7本全ての剣を見る事が出来て中々壮観な眺めですね。

それではポーズをつけて何枚か。

GNソードのソードモードです。肩のGNケーブルはゴム製でポージングの際も邪魔に感じる事もなく柔軟に曲がってくれます。ただ腰はロールはするものの、前後方向には傾斜する事が出来ないのでポージングの幅は少な目です。スカートも短く、サイドアーマーも無いデザインですが足の開脚幅もあまりありません。

GNソードのライフルモード。股関節の可動範囲は狭い訳ではありませんが、膝の曲げ幅は結構あります。

ビームサーベルを持ったカットです。肩の後ろに装着されているビームサーベルの柄を1本抜くのを忘れました（笑）ビームサーベルはクリアパーツではなく白の成形色で柄と一体成型です。今回は蛍光ピンクで塗装しました。画像はUVライトを照射して撮影しています。肉眼ではビームサーベルや目が発光している様に見えますが、画像ではいまいち再現出来ていません。

GNロングブレイドとGNショートブレイドを装備した状態のカットです。この画像でもUVライトを目に照射して撮影しています。

アクションベースを使用して浮遊状態ばかりでしたが、着地した状態でのカットです。足首は柔軟に動くので接地性は良好です。

今回も全8でお送り致しましたガンダムエクシア制作日誌、如何だったでしょうか。少々古めのキットですが形状も可動も悪くない良いキットでした。

今回はサーフェイサーを使わないという形で塗装を行いましたが、完成後の撮影でポージングの際に可動部分を中心に結構塗装が剥がれてしまいました。サーフェイサーを使わないことで得られるメリットもありましたが、結論としては場所による、ケースバイケースといったところでしょうか。最終的に光沢で仕上げる部分なんかはサーフェイサーを使用しない方が良いと思いました。

エクシアが完成して、このままデュナメス、キュリオス、ヴァーチェと行きたいところですが、次回からは「水星の魔女」シリーズのキットで新しく制作日誌がスタートします！

お楽しみに！