HGエクシア制作日誌#1「BOXアート・キット紹介」

ガンプラ

今回からスタートするガンプラ制作日誌で作っていくキットはこちら!

HG ガンダムエクシアです!

2007年からTVシリーズが放映された機動戦士ガンダム00はファーストシーズン25話とセカンドシーズン25話で構成された作品でしたが、そのファーストシーズンの主役機です。

これまでのガンダムシリーズとは違い西暦2307年の地球が舞台という作品で、およそ300年後の人類はまだ争う事をやめられておらず、そこへ戦争根絶を目指す集団として私設武装組織ソレスタルビーイングが4機のガンダムで全戦争行為への武力介入をしていくというお話し。

全世界に対して、たった4機のガンダムでというところは莫大なエネルギーを生み出す太陽炉「GNドライブ」という技術がもたらしたもので、このGNドライブを搭載したガンダムは序盤圧倒的な強さだった訳ですが…と、まだ機動戦士ガンダム00を未視聴の方がいらしたら是非とも観て頂きたい作品です

私としても数あるガンダムシリーズの中でもかなり上位に位置する作品です。

そしてこのガンダムエクシアですが、キットとしては1/144スケールでファーストグレード(FG)が発売された後にこのHGが発売になりました。その後1/100、1/60とキット化されてPG、RG、MGと様々なスケール及びグレードで発売されてきた人気機体ですね。

そんな色々なグレードで発売されたエクシアですが、今回制作するのは1/144スケールのHGエクシアです。相変わらずガンプラの市場在庫は寂しい状態なので、新しいRGの方が当然カッコいいのですが発売当時からのストック品のHGとなりました。

15年位前のキットで、前回まで制作してきたHGUCの№041 Zガンダムよりは5年位後のガンプラです。古めのキットではありますがガンプラも熟成期になりつつある頃のキットで造形も可動も申し分ないキットです。

それでは早速ランナーを見て見ましょう。

まずはAランナーから。3色の多色成形クリア成型のランナーで構成されています。各所のモールドも非常に細かく入っていますが、足の裏等に少々肉抜き穴があるのが確認できます

Aランナーのクリア成型部分の拡大画像です。画像でも十分に確認できると思いますが、とてもクリアパーツの透明度が高いです。HGエアリアルの制作日誌ではクリアパーツを磨き上げましたが、これはこのままでも十分ではないかと思える透明度です。
制作にあたってまずは仮組をする予定ですが、その際にはクリアパーツはキットに取り付けない予定です。と言うのもこのクリアパーツはGNコンデンサー部分のパーツで特に塗装も必要ない予定なのでクリアパーツのランナー部分を丸ごと切り取り、キズ等が付かない様に完成前の最終組み立てまで袋等に入れて保管しておこうと考えています。

こう考えられるのもガンプラならではで、バンダイのプラモデルを完全に信用しきっています。仮組しなくても「合わない訳がない、ガンプラだぜ?!

続いてBランナーです。白一色のランナーですね。GNドライブの造形も細かく良好です。ガンダムエクシアのコードネームガンダム・セブンソードと呼ばれていて5種7本の剣を装備しているのが特徴ですが、確かにこのランナーに沢山の剣があります。しかしランナーの左端にあるGNビームサーベルビームエフェクトまで一体成型クリアパーツのエフェクトはキットには付属しません

そしてCランナーです。ランナー上端のランナータグ部分を見ての通りABS樹脂で成型されたランナーです。この年代のキットにはまだKPS樹脂は使われておらずABS全盛の頃で関節とかフレーム部分はだいたいABS樹脂です。

ABS樹脂は塗装による破損のリスクがありますが、前回の制作日誌で制作したZガンダムはABS部分も普通にラッカー塗料で塗装しても特に破損する事はありませんでした。きちんと対策をする事で100%とは言えませんが、ある程度は回避出来るために塗装時の心配はあまりしていません。

塗装よりもヤスリ掛けがし難いという方が厄介なんですが、このキットはエクシアのメイン武装であるGNソードのブレードがABS樹脂となってます。ランナーを見た時に「マジかよ~」ってなりましたが、このキットにはABSランナー以外にグレーの成形色が使われていないので無塗装を考慮した結果なのでしょう。それでもKPS樹脂へのヤスリ掛けよりはマシなので良しとします。

Cランナーにはハンドパーツもありますが、このエクシアには左手のみ平手も付属します。非常に造形も良く、こういった表情のついた手が付いているのは嬉しいです。

そしてDランナー、ポリキャップシールです。Dランナーは肩から肘付近に伸びるGNケーブルでゴム製です。ゴム製という事で塗装はしないでそのまま使用する予定です。

ポリキャップはPC-123です。よく見るPC-123プラスの上側半分だけですね。可動ヶ所は多いですが、ポリキャップはこれだけで、なおかつAは1つ、Gについては2つとも不使用という事で実質ポリキャップは10個しか使いません。あとはABSが可動部分を支えるという事です。

シールはシールド表面の白い部分の色分け用とGNコンデンサーの内側に貼る為の物、機体表面に露出するGNケーブル部分が主です。今回はGNケーブル部分はシールを使わずに塗装で仕上げようかと考えていますが、肩から出ているケーブルはゴム製で塗装できないのが気がかりです。塗装可能な材質に置き換えるにしても肩の可動に合わせて動く物なので剥がれや割れといった不安もあり、そこはキットのまま仕上げる予定です。

取扱説明書です。エクシアの設定画を見るとキットは少々肩が大き目に造形されているかなと思いますが、バランスとしては嫌いではないのでキットのままかなと。BOXアートもそうですが光沢感のある描かれ方が多いイメージです機体の装甲面はつや消し仕上げにしつつも、GNケーブル部分は光沢で仕上げて見ようかなとか考えています

説明書のカラー見開きページです。肩のゴム製のケーブルのせいで可動が~という話を聞きますが、これだけポーズ取れれば問題ないかなと思います。デザイン的にスカートもフロントとリアしか無く、しかも短いので足の可動範囲は広そうですが、そこは古めのキット故にあまり動かない様です。しかし可動範囲を大幅に広げる様な加工は今回はしません。

カラーについてはカラーガイドをおおよその目安としていきますが、青はもう少し薄くするかも?GNコンデンサーの内部はもう少しグリーン寄りにしたいかも?

今回も可動範囲というのはあまり気にせずに立ち姿がカッコ良いを目指して、各部の面とエッジ出しをメインに上位グレードのRGやPG,MGとかを参考にディテールの追加を適度に行っていく予定です

それでは次回から制作開始です!

お楽しみに!

ライタープロフィール

kt
kt
ファーストガンダムを幼少期にリアルタイムで視聴してきた世代のガンプラ好き趣味モデラー。
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