ガンプラ制作日誌#7「塗装」 

ガンプラ

エントリーグレードRX-78-2ガンダムの制作日誌第7回目の今回はいよいよ塗装です。

全体に表面処理をし、スジボリの追加等をしたので削りカスや油分を落とす為に一旦薄めた中性洗剤で水洗いします。
よく乾燥させて塗装を始めるのですが、まず初めに塗るのがサーフェイサーです

サーフェイサーについては不要論もありますが、私の場合は表面処理であまり細かい番手までやすりをかけない為に最終的な表面処理という意味合いが強いです。

サーフェイサーを塗る事で表面処理の状態が確認しやすくなるのもありますし、パーツ事に成型色が異なるキットの下地色を全て同じにするという事、光の透け防止、塗装後の塗料の食いつきアップ等のメリットが得られます

反面、細かいモールドが埋まってしまう恐れがある、サーフェイサーの分塗膜が厚くなってしまう等のデメリットもあります。缶スプレータイプのサーフェイサーを使う場合は注意が必要ですが、エアブラシでサーフェイサーを塗布する場合は多少軽減できると思います。

サーフェイサーを塗り終えた状態です。

サーフェイサーを塗り終えた状態です。
全体がグレーになった状態はまたそれでカッコいいです。
ここで仮組をしてしまうと、このままで良いのではないかと思ってしまう程です。サーフェイサーはメリット、デメリットありますが私にとっては全身グレーに染まったカッコ良さに加えて、これまでの下処理の苦労とこれからの塗装への楽しみと1つのキットが完成へと近づくひとつの儀式みたいなものです。

サーフェイサーを塗り終え、各パーツを最終確認していよいよ「」を塗ります
塗装は薄い色から始めます薄い色は隠ぺい力が弱いので、濃い色の上に重ねた場合は上手く発色しないからで、逆に濃い色は隠ぺい力も強いので薄い色の上にも重ねる事ができます。

ホワイトを塗装しました。
本来白いパーツ以外にもほぼ全てに近いパーツを白に塗装しましたが赤や黄色等の色はサーフェイサーのグレーの上ではキレイに発色しないので一旦白に塗装します

今回使用したガンダムカラーのホワイト(1)Mr.colorの01ホワイトを少々足した物です。若干グレーかかったホワイトです。

つづいて青です。

つづいて青です。
ガンダムカラーのブルー(1)そのままです。

黄色です。

黄色です。
Mr.colorの4イエローオレンジ少々、蛍光イエロー少々を混ぜました

そして赤です。

そして赤です。
ガンダムカラーのレッド(1)です。

関節、フレーム部分、装甲の裏等はMr.colorの60 RLM02グレーで塗装しました。

関節、フレーム部分、装甲の裏等はMr.colorの60 RLM02グレーで塗装しました。この色は大変気に入っている色でして、主にガンプラの関節はこの色で塗ることが多いです。完全に好みです。
足首や手首の付け根部分等、ホワイトで塗装したパーツにマスキングして塗装している部分もあります。

武装とランドセルはグレーの色味を変えてみました。

武装とランドセルはグレーの色味を変えてみました。
ガンダムカラーのファントムグレーです。この他、画像はありませんがビームジャベリンの先端部分をピンクに塗装しました。

これにて基本塗装は終了です!

続いて「墨入れ」の作業に入ります。

塗装を終えたガンダムのヘルメット部分です。

塗装を終えたガンダムのヘルメット部分です。
頬のダクト周りに墨入れをして、バルカン砲を塗り分けます。

バルカンと頬のダクトはエナメルの筆塗りで周囲に墨入れしました。

バルカンと頬のダクトはエナメルの筆塗りで周囲に墨入れしました
非常に小さいパーツですがはみ出したエナメル塗料は下のラッカー塗膜を侵す心配なく拭き取れます

すべてのパーツに同様に墨入れします。

全部のパーツに墨入れが完了しました。

全部のパーツに墨入れが完了しました。

ここまで来ると完成間近。キットによってはここでデカール貼りの工程がありますが、今回のエントリーグレードにはデカールどころかシールすら付属していません。ガンダムデカール等のアフター製品や別のキットに付属するデカールを貼るという事も考えましたが、今回はデカール無しでシンプルに仕上げます。

最終仕上げとして全体に艶消しクリアーを塗装

最終仕上げとして全体に艶消しクリアーを塗装します。
塗装した色によって光沢度合いがまちまちだったのを艶消しに統一する事でまとまりがでますマットになった事で一気に塗装した模型という質感がでます

次回、ついに完成編です。お楽しみに!

ライタープロフィール

kt
kt
ファーストガンダムを幼少期にリアルタイムで視聴してきた世代のガンプラ好き趣味モデラー。
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