エントリーグレード ストライクガンダムの制作日誌第6回目
今回は脚部の制作ですが、
その前に…
ずっと探していた
エントリーグレードのストライクガンダム(ライトパッケージVer.)をようやく店頭で見かけたので購入しました!
これです!
このアーマーシュナイダーが欲しかったんです!
ストライクガンダムの本体の方は素組みの比較用として組み立て予定です。
それでは脚部の制作に戻ります。
脚部のパーツです。
部品点数が多いので片足分のパーツになります。
複雑にフレームが外装より露出するデザインですが、色分けはほぼ完ぺきです。
膝のサイド部分にあるスリットと爪先にある窪み部分は色分けされていません。
脚部でまず気になるのは膝関節と足首関節の肉抜き穴です。
そのほかにも足の裏にも大きく肉抜き穴があります。ここは構造も形状もEGのRX-78-2ガンダムと似ていて、同じように肉抜き穴があるので、同じようにポリパテで埋めていこうと思います。
膝関節部分は後ろ側からハメ込むパーツがスライドして入るリブが中央にあります。今回は膝関節にある大き目の肉抜き穴だけ埋めて、小さ目の方はあえて残してみる事にしました。
RX-78-2ガンダムの時とは違って肉抜きも凝ったモールド状になっている様に感じるので、あえて一部残す事で情報量を上げる作戦です。
パテ埋めが完了して、整形し終えた画像です。
アンクルアーマーの裏は気にしなければそのままでも良さそうでしたが、ストライクガンダムはデザイン的に足首部分は結構目立つので、穴埋めというよりはパテにて厚さの調整をしたという感じでしょうか。
続いて脛部分の裏側の画像です。
先ほどの肉抜き穴の部分で画像が漏れてしまいましたが、足首関節の接続部分の踵側にも肉抜き穴があり、パテで埋めているのが画像から確認できると思います。
画像は脛フレームに左右の外装を軽く合わせた状態ですが、脹脛下にあるスラスターの上下に合わせ目が出てしまう構造です。
この合わせ目を処理するには脛フレームを分断して、さらにスラスターも切断して白い外装の合わせ目を消した後で塗装、接着という方法をまず考えましたが、手間が掛かりすぎるという事で断念。
ではどうするか?
普通に組み立てて合わせ目を処理した後で塗装はマスキングにて塗り分けを行うというのも考えましたが、これまた面倒な上に入り組んだフレームはマスキング時にミスが起きる可能性もあるので断念。
じゃあどうする?!
という時に使う逃げ道の様な
「段落ちモールド化」
で行きます。
段落ちモールドも場所的にどうかとも思ったのですが、これが一番楽なのでコレで行きます。
妥協です(笑)
段落ちモールドとは、その名の通り一段落としたモールドという事で、合わせ目が出る淵を一段低くしてモールドにしてしまうという事です。合わせ目?いいえモールドです!という事にします。
段落ちモールドを掘る為の専用の工具も販売されていますが、私の場合はパーツ同士の間にプラ板とかを挟み込んで淵にガイドを用意して、後はスジボリと同じくタガネなんかでラインを引くという方法で行っています。
段落ちモールドの処理が終わった画像です。
今回は0.3㎜幅で段落ちモールドとしました。合わせ目部分がモールドとして無事に処理完了です。
武器以外では合わせ目が出来るのはこの部分だけ。
すごいですね。
脚部ではもう1工程、
肉抜き穴を埋めた足首関節に手を加えます。
肉抜き穴を埋めた足首関節の画像です。
中心に穴が開いていますが、これはアンクルアーマーを接続する為のボール受けです。
左右共通のパーツが多いEGですが、足首関節は左右で別パーツとなっています。RX-78-2ガンダムでは正面でアンクルアーマーを接続する構造でしたが、ストライクガンダムは踝部分で片側でのみアンクルアーマーを接続する仕組みです。
その為、外側に空いている穴はアンクルアーマーを接続するので、問題ないのですが、内側にある穴は単純にアンクルアーマーのボールジョイント部分が見えてしまうので、内側の穴は塞ぎます。
KOTOBUKIYAのモデリングサポートグッズシリーズのマイナスモールドを使用して貼り付けました。
正面にも丸モールドがあるのですが、ここも削り落としてこういったマイナスモールドに変えてしまうのも良いかもしれませんが、今回はこのままとしました。
この手のサポートグッズは色々な場面で手軽に使用できるので様々な物をストックしておくと便利です。
今回はここまでです。
エントリーグレード ストライクガンダムも基本工作を全て終えましたので、いよいよ次回は塗装です。
お楽しみに!
ライタープロフィール
- ファーストガンダムを幼少期にリアルタイムで視聴してきた世代のガンプラ好き趣味モデラー。
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