【ロピクマ!お悩み相談室#14】やりたいことってどうやって見つけるんですか?

お悩み相談室

こんにちは、あいです。愛され妻&可愛がられ嫁歴15年、毎日ドタバタ母歴10年。3人の息子を育てながら”好き”を仕事にするアラフォーです。
仕事柄、ママやパパたち、子どもたちの相談に乗ることが多いのですが、最近は大学生や若手社会人、40代の社会人からも相談が寄せられています。そんな私に届く相談ごとに、”ズバリ答えていく”そんなコーナー、今週もはじめますよ!

【答え#14】見つける、探すではなく、育てていく。

就活が迫ってくると、「私のやりたいことって何なの?」という壁に誰しもがぶち当たると思います。高校受験、大学受験でも「私がこの学校でやりたいことって何なの?」って考える機会はたくさんあるけれど、「働く」ということには直結しにくい。だから、就活の時に、より悩むことだと思うんです。

就活生だった時を思い出すと私は、「できればやりたくないこと」「その場所にいる自分が想像しにくいこと」「苦手なこと」「興味がないこと」が明確でした。

金融業界が大量採用を再開した時期ではあったのですが、自分が金融機関で働くという想像はできなかったし、子どもは苦手だし、自分がよくわかってないモノを売ることもできない、と思っていました。

この時は、「今、得意なことってなんだっけ?」「今、好きなことってなんだっけ?」という基準だったということです。また、洋菓子職人歴40年以上の父の背中と、自営業を支える母の姿を見て育ち、自営業の厳しさを肌で感じていたので、「サラリーマンが良い」という漠然とした想いはありましたね。

今思うと、社会のことを何にも知らんくせに、よう言うわ!!って突っ込みたくなりますが、当時は精一杯だったんだもん!!結果的に「今の自分」を基準に考えてよかったと思っています。

その時はそれから何度も転職するなんて思っていなかったし、子どもが苦手な私が今のような職業についているなんて微塵も思っていなかったし、書くことを仕事にできるなんて思っていなかった。

人生、分からないことだらけ。だから、人生は面白い。大声で叫びたい(笑)

今の私は、内発的な「やりたいこと」も大事にしているんだけど、外からもたらされる「私がやれること」「私に向いていること」「私が社会に貢献できそうなこと」に意識的にベクトルを向けています。

そうすると、自分でも気づかなかった長所、自分では自然と出来ることが誰かの役に立てるってことを知って、自己効力感が上がってくるんですよ。そしてね、「自分のやりたいこと」にその項目が入り込んできてくれることが多いんです!

やりたいことをわざわざ見つけにいったり、探しに行ったりしなくてもいいんじゃないかな?と思います。気づくのは一見難しいんやけど、目の前にあるかもしれないし、過去にあったかもしれないしね。

今の自分を大切にしながら、「やりたいこと」を育てていく。

それくらいでいいと思います。

ライタープロフィール

さいとう 愛
さいとう 愛
☆長崎生まれのアラフォー、仲良し同級生夫と3人息子の5人家族
☆夫の故郷に自ら移住、良好関係の義実家は「スープの冷めない距離」に住む
☆「家族の名キャッチャー」として、「家族共育」という幸せのカタチを提唱
☆子育て支援団体・NPO法人エムケイベース代表理事
☆学習塾にて、ベビーから中学生までの学習指導を行う
☆悩める若者や、ママやパパたち、子どもたち、働くおじさんたちの話を聞き、「大丈夫ばい!」と明るく背中を押すことに定評がある
タイトルとURLをコピーしました